<p></p>真の芸術家、マシュー・バーニーが
歌姫、ビョークとつくる愛の物語をドキュメント!

平面や立体、パフォーマンスや映像を手がけるアート界のスーパースター、マシュー・バーニー。身体に負荷をかけて製作に臨むシリーズの中にあり、拘束からの解放を試み、公私ともに信頼を寄せるパートナー、ビョークとの愛の物語に仕立てた映画『拘束のドローイング9』は、3年前、金沢21世紀美術館の個展で発表して以来、各地に官能と衝撃を与えたが、そのロケ現場をNYの女性ディレクターが記録していた!

捕鯨船、日新丸に乗り映画を撮る過程に密着した本作は、仲むつまじいマシュー・バーニーとビョークの素顔をとらえ、人間味あふれる2人の様子を紹介する一方で、美術関係者の証言や過去の作品も加え、彼の壮大な創作を検証してゆく…。

今秋、「横浜トリエンナーレ2008」に出品し、再考に絶好のタイミングで、現代美術のカリスマが歩んできた半生を紹介!


</p>「拘束のドローイング」 DRAWING RESTRAINT

スポーツとアートの両面を組み合わせた、マシュー・バーニーの表現。ベンチプレスが筋力を増すように、負荷を克服すれば、より大きな成果が上がる、との考えにもとづく。文字通り、身体を拘束してドローイングを描くパフォーマンスから始め、やがてシリーズ化。当初はパフォーマンスをビデオに記録したが、徐々に映像は編集できる特性を生かして、独自のキャラクターが出演するストーリー仕立てになる。

公式サイト(英語のみ):
www.drawingrestraint.net/

<br />『拘束のドローイング9』 DRAWING RESTRAINT 9

「拘束のドローイング」シリーズの9作目にあたるフィルム作品。2005年金沢21世紀美術館「マシュー・バーニー:拘束のドローイング展」にてプレミア上映後、日本ではシネマライズ他でロードショー。油性樹脂のワセリンを素材にした自作の彫刻”フィールド”が、捕鯨船、日新丸の甲板で崩れゆく記録である一方、捕鯨や茶道など日本文化をモチーフにした西洋の客人2名によるラブストーリー。出演はマシュー・バーニー本人とビョーク。

日本公開サイト:
www.wisepolicy.com/matthewbarney

<br />フィールド THE FIELD

1987年「拘束のドローイング1」に初登場して以来、マシュー・バーニーが頻繁に使用するシンボル。楕円形の中央に長方形のバーを重ねた形から成り、楕円が身体表し、長方形が身体にかかる外部の抵抗を示す。『拘束のドローイング9』では、両者を切り離し、拘束から解放された身体を描いた。

創造への道 THE PATH
マシュー・バーニーによる創造のフレームワーク。生物や医学と関連づけ、素材が作品となる流れを、”シチュエーション″、”コンディション″、”プロダクション″の3局を循環(サイクル)する構造で表現。

シチュエーション SITUATION
未分化のエネルギー。方向が定まらない欲望。摂取の状態。

コンディョン CONDITION
消化。シチュエーションから形になる途中。試練があり、成長につながる。

プロダクション PRODUCTION
排出。形になるが、シチュエーションとつながる。欲望と試練を巡る瞑想。


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